本文へジャンプします。

防災についてのアンケート・ランキング 第2弾

本文へジャンプします。


何でも調査団
住まい・生活 2016年7月29日

防災についてのアンケート・ランキング 第2弾

「現在外出時に、災害時の備えとしていつも持ち歩いているものは?」「備えている食料品は?」「家に備える“非常持ち出し袋”、中身は何を入れていますか?」「防災訓練で経験したことがあるのは?」など“防災”に関することを2回目となりますが、アンケート調査しました。
アンケート実施日時:2016年7月15日~2016年7月21日/有効回答数:3,074

調査レポート

レポート01 危険を感じたことがある自然災害 7割が「地震」と回答。2位は「台風」

危険を感じたことがある自然災害は?(複数回答可)

グラフ
編集部まとめ

総計で見ると、1位は「地震」で74%と断トツ。次いで2位は「台風」で43%、3位は「落雷」で30%、4位は「集中豪雨」で28%、5位は「火災」で17%。ちなみに「特にない」と答えたのは12%でした。

■「地震」は東北地方で特に高く、「台風」は西の地方ほど高い
地域別でみると、「地震」は東北地方で特に高く90%、関東や関西、九州も7割を超えていました。また、「台風」は西の地方ほど高く、北海道では29%だったのに対し九州では67%でした。逆に「積雪・吹雪」は北海道、東北、北陸・甲信越で突出して高い傾向がありました。

最近、地震が頻発していますので「地震」が7割超えというのは納得の結果ですね。東日本大震災のときはまだこの何でも調査団はオープンしていなかったので、それを思うとだいぶ年月が経ったんだなと思う一方で、あのときは本当に怖かったな…と、いまでもふと思い出します。

調査団編集部:マリカナ団長

レポート02 60代以上は、半数以上が防災について「意識している」

自然災害に対しての防災意識は現在、どのくらいですか?

グラフ
編集部まとめ

総計で見ると、最も多かったのは「ふつう程度」で40%。「非常に意識している」と「まぁまぁ意識している」をあわせると42%なのに対し、「あまり意識していない」「まったく意識していない」をあわせると17%と、どちらかといえば意識している人のほうが多いようでした。

■60代以上の半数以上が防災について意識している、と回答
年代別にみてみると、上の世代ほど防災意識が高く、「非常に意識している」と「まぁまぁ意識している」をあわせた回答は、30代以下が30%なのに対し60代以上では51%と半数を超えていました。

ちなみに未既婚別だと既婚者のほうが、男女別だと男性のほうが防災意識が高い人が多い、という傾向がありました。また、地域別だと最も高かったのは東北地方で49%、次いで関東地方で45%、最も低かったのは中国・四国地方で30%でした。

調査団編集部:カワンヌ副団長

レポート03 外出時 災害時の備えで持ち歩いているものランキング 1位はライト

現在外出時に、災害時の備えとしていつも持ち歩いているものはありますか?(複数回答可)
※小銭やティッシュなど、災害用としてでなくても持ち歩くものに関しては、災害時の備えとして持っている場合のみ選択してください。

グラフ
編集部まとめ

「特にない」の48%を除いて総計で見ると、1位は同率で「ライト・懐中電灯」と「ケータイやスマートフォンの充電器」で22%、次いで3位も同率で「メモ紙やペン、はさみなど文房具」「絆創膏や風邪薬など医薬品」「タオルやウェットティッシュ」「10円玉など小銭数枚」で15%と4つが並びました。

■男性は機器類、女性は医薬品などこまごましたものを持ち歩く人が多い
男女別で見ると、「ライト・懐中電灯」「ケータイやスマートフォンの充電器」「携帯ラジオ」などの機器類は男性のほうが多く、「医薬品」「文房具」「タオルやウェットティッシュ」などこまごましたものは女性のほうが多い、という傾向がありました。

この調査は2012年にもしているのですがそのときと比べると「特にない」は1割減っているので、この数年で何かしら持ち歩くようになった人が増えたようですね~!

「調査団員の声」では、実際に災害時、備えで持ち歩いていて役に立ったものを教えていただきました(´▽`)
調査団編集部:マリカナ団長

調査団員の声
50代女性

携帯電話が全く繋がらなくなった時、普段は使わなくなったテレフォンカードが、たった一枚財布の中に入っていたお陰で、長蛇の列の公衆電話から漸く連絡をとる事が出来ました。 56才  新潟県  既婚 女性

災害時、連絡をとることってすごく重要ですけど、携帯電話はつながらなかったので、公衆電話は貴重でしたよね。でも小銭が…とか、もちろんテレフォンカードもなかったので、ダメで…テレフォンカード1枚なら薄くて軽いですし、私も入れておこうかな…(´▽`)調査団編集部:マリカナ団長

50代男性

レジ袋です。普通はレジ袋を断るために常備していますが、いざというときには二枚くらい重ねると給水所で水を戴くことができます。また、男性の場合トイレがなくとも小の方なら一枚で十分受け止めてくれます。切り開いてお腹に巻くと防寒材にできます(器用な方はベストみたいにできるそうです)。きつく縛ることもできるので応急止血帯や包帯代わりにも…結構万能ですね。 56才  鹿児島県  既婚 男性

レジ袋、便利!Σ^▽^かばんの中に入れていても邪魔にはならないし、コレは入れておくべしですね!!調査団編集部:カワンヌ副団長

50代男性

震災時帰宅支援マップ。東日本大震災の時、翌朝まで帰宅できず客先に泊まった。そこで、震災時帰宅支援マップを提供して、使ってもらったら感謝された。実際、帰宅で遠い人たちは、徒歩で帰る際にコピーを取って使った。客先で食事をいただいたが、こちらもこれが提供できて、大いに信用を得ることが出来た。 57才  千葉県  未婚 男性

震災時帰宅支援マップ、大事ですよね! 東日本大震災のとき、わたしも徒歩帰宅だったんですが、先輩がタブレットで道案内してくれなかったらどこへ行ったらいいのかわからなかったので、地図って重要だなって実感しました。調査団編集部:マリカナ団長

調査団員の声をもっと見る

レポート04 備えている食料品ランキング 1位は缶詰、2位はカップ麺

備えている食料品は?(複数回答可)
※飲料は除きます。

グラフ
編集部まとめ

「特にない」の32%を除いて総計をみると、1位は「缶詰」で44%、2位は「カップ麺・インスタントラーメン」で43%、3位は「レトルト食品」で35%、4位は同率で「インスタントのみそ汁・スープ」と「米(無洗米など)・乾麺・パスタなど主食類」で25%でした。

■クッキーやビスケットなど甘いもの系を女性はしっかり備えている
男女別にみてみると、全体的に女性のほうが男性より高い傾向があり、特に差がついたのは「クッキーやビスケット」「チョコレートや飴」など甘いもの系でした。男性に比べて甘いもの好きの女性は、非常食としても甘いものを備えているようです。

甘いもの大事ですよね! やっぱりデザートに甘いものを食べないとごはんが終わった、って気がしないですもん^▽^

「調査団員の声」では、食料品の備えについてくわしく教えていただきました。
調査団編集部:カワンヌ副団長

調査団員の声
50代女性

日持ちと美味しさ。一時期、缶入りパンも備えていたが、賞味期限が迫っていたために食したところアルコール臭が強くてどうしても受け付けられなかった。食べられないものは備蓄しても仕方ない。点検は気がついた時だが、だいたい数ヶ月に一度は行っている。賞味期限が長いものは残り1年以上残して子沢山の妹の家の備蓄品に回している。日々の生活に追われて非常食まで手が回らないらしいので喜ばれている。実際のところは給料日前に消費されているらしい。 50才  栃木県  既婚 女性

「食べられないものは備蓄しても仕方ない」コレ、グッときました!>▽< いざとなったら何でもありがたいのかもですが、少しでもおいしいものが食べられるに越したことはないですもんね!調査団編集部:カワンヌ副団長

40代女性

食べる事が大好きで、お米はなるべく白米以外の味が付いているものが中心(炊き込みごはん系)、甘い物も大好きなのでクッキー・ビスケットなどを購入。缶詰は個人的に辛い物が好きなので、タイカレーなどを購入。他にもツナは食べる以外にも利用できるので購入。何日という日にちを考えずに、数年持ちそうな物を2缶ずつなど購入。箱に入れて保管している為、箱に最も早く切れる食材の日にちを記載して保管。美味しそうな長期保存可能な物が見つかれば、その都度購入しています。 44才  神奈川県  未婚 女性

“好きなもの”を基準にいろいろ選ばれているのが良いな~と思いました(´∀`*) 私もお米に甘いもの、大好きなので、見習っておいしいものを備えたいです♪調査団編集部:マリカナ団長

40代女性

3年くらいで交換を目処に、家族が3日程度食べられる食品と飲料水を置いている。首都圏から近い住宅地だが畑も多く、災害からの復旧もそこまで時間がかかる地域ではないと思うので、最低限の備えがあれば良いと思っている。備蓄している保存食は、気分的に滅入る状況を考え、食べて美味しかった物中心に。海外旅行中に日本食を食べたくなった時、水を入れるだけのアルファ米製品や、インスタント味噌汁は試せるので、機会があれば色々買ってみて、気に入った物を保存食にしている。 47才  東京都  未婚 女性

海外旅行中に日本食を食べたくなった時に試してみるっていいですね! 普段試すのってちょっとハードル高いですが、コレはいいこと聞きました★調査団編集部:カワンヌ副団長

調査団員の声をもっと見る

レポート05 非常持ち出し袋の中身ランキング 1位は「懐中電灯・ライト」

家に備える「非常持ち出し袋」、中身は何を入れていますか?(複数回答可)

グラフ
編集部まとめ

「非常持ち出し袋は用意していない」の56%を除いて総計でみると、1位は「懐中電灯・ライト」で32%、2位は「飲料水・食料品」で26%、3位は同率「携帯ラジオ・予備電池」と「救急医療品(絆創膏など)・常備薬・マスク」で24%でした。

■未婚者の7割が「非常持ち出し袋は用意していない」
未既婚別に見てみると、「非常持ち出し袋は用意していない」と答えたのは未婚の人が69%なのに対し、既婚の人は51%と18%差。既婚者のほうがきちんと用意をしているようです。

ちなみに男女別では「ティッシュペーパー・ウェットティッシュ」が女性において「飲料水・食料品」や「携帯ラジオ」よりも高く、2位にランクインしていたのが特徴的でした。

「調査団員の声」では、非常持ち出し袋について、置いている場所、入れておくとよいもの、意外と便利なもの・グッズとその理由などなど、教えていただきました~。
調査団編集部:マリカナ団長

調査団員の声
60代男性

やっぱり想定すべきは地震でしょう。ライフラインが絶たれた中でマンションでしばらく暮すことが可能性が高いと思われるので、簡易トイレは必須です。私は関西に住んでいますが、東京都が配った防災マニュアルは良く出来ているので手元に置いておくとかなり役立つと思います。 67才  大阪府  既婚 男性

「東京都が配った防災マニュアル」ってなんだろうと調べたら、これはすごいですね~! 完成度がすごいってニュースにもなっていて、私も手元に置いておきたいと思いました。調査団編集部:マリカナ団長

60代男性

当地で地震が頻発していた頃、最低限の非常装着品は籠に入れて枕元に置きました。その最大の効果はこれで安心できること。つまり少々の地震ではそれがあったこと自体に気付かないままに朝までぐっすり眠れることにあります。はい。 69才  愛知県  未婚 男性

なるほどー! 枕元に置くことでそんな効果が^▽^ 地震が続いてよく眠れなくて体力が落ちたりストレスがかかったり、ってことも多いと聞くので、安心してぐっすり眠れること、ってすごく大事ですね!調査団編集部:カワンヌ副団長

60代男性

「お薬手帳」は重要。避難先で何かあった場合でも医療関係の人に見てもらえばどんな持病があるとか健康情報になる。特にお歳よりは必携。避難先が家の近所とは限らないし、かかりつけの医者に連絡できるかは状況による。コピーでもかまわないから必ず用意しておくべきだ。 60才  宮城県  既婚 男性

身分証明書や保険証のコピーはよく言われますが、確かにお薬手帳も、特にお薬をよく飲んでいる人には重要ですね! 私もけっこうお薬飲んでるので、準備しなければ> <調査団編集部:マリカナ団長

調査団員の声をもっと見る

レポート06 緊急時の連絡手段ランキング 1位は携帯・スマートフォンの電話

緊急時の連絡手段として、想定しているものは?(複数回答可)

グラフ
編集部まとめ

総計で見ると、1位は「携帯・スマートフォンの電話」で76%と断トツ。次いで2位は同率「自宅の電話」と「メール」で40%、4位は「災害用ダイヤル」で28%、5位は「災害用伝言掲示板」で26%でした。

■上の世代は携帯や自宅など「電話」の利用を想定している人が多い
年代別で見ると、「携帯・スマートフォンの電話」や「自宅の電話」など電話の利用を想定しているのは上の世代が多く、「Twitter」や「LINE」などSNSは若い世代に多い傾向がありました。

ちなみに男女別では、女性のほうが「災害用ダイヤル」や「遠方の親戚・友人を経由する」などいろいろな手段を想定している傾向がありました。
私は東日本大震災のとき、Twitterが意外と活躍したので、Twitterは緊急時の連絡にまた使ってみようと思ってます!

調査団編集部:カワンヌ副団長

レポート07 経験したことがある防災訓練ランキング 1位は避難訓練、2位は消火訓練

防災訓練で経験したことがあるのは?(複数回答可)

グラフ
編集部まとめ

総計で見ると、1位は「避難訓練」で68%、2位は「消火訓練(消火器の使用やバケツリレーなど)」で45%、3位は「応急・救護訓練(AEDの使用など)」で32%、4位は「地震の体験訓練(起震車など)」で23%、5位は「煙ハウスの体験訓練」で16%でした。

■40代の約8割が「避難訓練」を経験している
年代別で見ると、「避難訓練」を除き、上の世代ほどいろいろな防災訓練を経験しており、特に「消化訓練」は30代以下が30%なのに対し、60代以上が53%と半数超え。「避難訓練」は40代が最も高く77%が経験した、と回答していました。

私は昔、防災訓練をいろいろ体験できる施設に行ったことがあって、「避難訓練」「消化訓練」「応急・救護訓練」「地震の体験訓練」「煙ハウスの体験訓練」「防災グッズ使用訓練」までは全部やったことあります~(´▽`)

調査団編集部:マリカナ団長

調査レポート



何でも調査団とは?
ニフティをご利用いただいている、
みなさまのことをもっと知りたい!

健康、恋愛、生活、マネー、ビジネスなど、「みなさまが日々暮らす中で、どんなことを思っているのか?」という声を届けていただく場所が「@nifty何でも調査団」です。
「調査団員(アンケート対象者)」の方から興味のある調査テーマを募集して、そのアンケート調査結果を「何でも調査団」が毎週分析、レポートしていきます。 ※@nifty会員なら誰でも無料で調査団員になることができます。

あなたの声が反映されるチャンス!
気になる調査テーマをみなさまから大募集!
調査団員のコメントは、サイトに掲載されるチャンスも!

みなさまから日頃の気になる調査テーマを募集して、編集部が調査を実施します。
アンケート内のコメントは、編集部が厳選の上、調査団員の方のものを対象に掲載させていただきます。
あなたの声をたくさんの人に届けるチャンスです!

newsお知らせ・メディア掲載実績
contactデータ利用についての
お問い合わせ

編集部員ご紹介

マリカナ団長 穏やかだけど怒ると怖い。しっかり者に見えて意外と抜けているところも…。
カワンヌ副団長 とにかく元気いっぱい!流行に敏感でミーハー、美少年好きのイマドキ女子。
OB&OG
ポンシュク元団長
ヨシダ元主任分析官 ナベカヅ元情報分析官 ヨーダ元心理分析官